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リハビリ

🧠 脳卒中(脳梗塞、脳出血)後の“つっぱり(痙縮)”は鍼でゆるむ?

― 6,000人を対象にした世界最大のメタ解析から見えた真実 ―はじめに:なぜ「つっぱり」は厄介なのか脳卒中のリハビリで最も多い訴えのひとつが、手足の「つっぱり(痙縮)」です。これは、脳の損傷によって筋肉をコントロールする神経回路が乱れ、筋...
脳卒中

脳卒中(脳梗塞、脳出血)で動かなくなった“手”は、鍼でどこまで戻る?

—電気鍼が有望と示された最新メタ解析(2025)ー1. はじめに:手の回復が“最後まで残る課題”脳卒中後に多くの人が苦しむのが「手の機能障害」。ボタンを留める、箸を持つ、スマホを触る——これらができないことで日常生活の自立度(ADL)が大き...
経穴

胃経編②:足三里とQOL ― 古典とエビデンスの交差点

―― 「足三里を刺す者、百病を防ぐ」その意味を臨床で読み解く ――足三里(あしさんり)は、東洋医学における最も有名なツボの一つ。古典では「足三里を得れば長生きする」「気を補い、血をめぐらす」と繰り返し登場する。しかし近年、この言葉が科学的に...
美容鍼

胃経編①:顔のツボを制す者は美容を制す

―― 美容鍼の真髄は“表情筋の血流”にあり ――「美容鍼ってほんとに効くの?」患者さんから、いちばん聞かれる質問の一つです。答えは――効きます。ただし、やり方次第で“別物”になる。今回は、美容鍼の中でも特に重要な“顔の胃経ライン”に注目。承...
経穴

大腸経編②:曲池・手三里・肩髃 ― 上肢痛を抜く流れ

―― 腕の“詰まり”をどう流すか ――「腕がだるい」「手がしびれる」「肩まで張る」――そんな症状を訴える人の多くは、腕の外側ラインに“詰まり”があります。そのルートこそが、大腸経。肩こりや五十肩、テニス肘、手のしびれ。これらは筋肉だけの問題...
姿勢

首を反らすと肩甲骨が痛い?

―頸部伸展時肩甲骨痛のメカニズムとリハ・鍼灸アプローチ―◆ はじめに「首を後ろに反らすと肩甲骨のあたりがズキッと痛む」――そんな訴えを耳にしたことはないでしょうか。首(頸部)の動きなのに、痛みの出る場所は肩甲骨周辺。実はこの“ズレたような痛...
姿勢

【座り方が立ち方を決める】

―リハビリで大事な視点。 座位姿勢が立位に及ぼす悪影響 ― ■ なぜ「座り方」が「立ち方」に関係するのか私たちは1日のうち、平均で7〜10時間を“座って”過ごしている。この時間、実は立位や歩行の土台を形づくる「姿勢習慣」をつくっている。座る...
経穴

大腸経編①:合谷の真髄 ― “万能穴”はどこまで万能か?

―― 手のひらに隠れた全身スイッチ ――「合谷(ごうこく)は万能のツボ」――鍼灸の世界で一度は聞くこの言葉。でも“万能”って、ちょっと怪しく聞こえませんか?正直、僕も昔はそう思っていました。けれど実際に臨床で使い続けるうちに気づきます。「万...
疼痛

ストレートネックは「構造」か?——痛みとの関係、直せるのか、臨床で何をやるか

結論「ストレートネック=痛みの直因」ではない。 関連が出る研究もあるが、一貫していない。ただし筋疲労・関節ストレス・椎間板変性を介して“痛みを育てやすい地ならし”にはなる。構造(前弯)を“ある程度”戻すことは可能。牽引や伸筋トレ、頸部・肩の...
ホルモン

【第3回】鍼がホルモンを整える理由③

― 自律神経トーンと血流による内分泌調整 ―ホルモンと血流はセットで動いているホルモンの分泌や調整は、実は「血流の質」に大きく左右される。脳も卵巣も、血液を通してホルモンの指令や栄養を受け取っているからだ。もし交感神経(緊張モード)が優位す...