脳卒中

リハビリ

手のリハビリは「指」からじゃありません(脳梗塞、脳出血の方)

― 回復を早める、正しい順番の話 ―「手が動かないから、指の練習をたくさんしましょう」こう言われたことがある方は多いと思います。でも実は、指の練習を急ぎすぎると、回復が遠回りになることがあります。この記事では、手が回復していく“正しい順番”...
リハビリ

脳卒中(脳梗塞、脳出血)後、なぜ上肢は「屈曲共同運動」になるのか

― C5–6が支配する“まとめ発火”という正体 ―脳卒中後の上肢リハビリで、誰もが一度はぶつかる壁がある。「肘を曲げようとすると、肩もすくみ、前腕は勝手に回内し、手は握り込む」いわゆる上肢屈曲共同運動(屈曲シナジー)だ。ストレッチしても筋を...
リハビリ

片麻痺における痙縮とシナジー

― なぜ「前腕回内」は起こるのか ―脳卒中(脳梗塞、脳出血)後の片麻痺上肢では、前腕が回内し、肘が曲がり、手が握り込まれるという特徴的なパターンがよく見られます。この現象は、「回内筋が硬いから」「ストレッチ不足だから」といった末梢の問題だけ...
リハビリ

頭皮鍼は脳卒中(脳梗塞、脳出血)リハビリに効果があるのか?

脳卒中後のリハビリ、とくに麻痺した手足の回復は、「どれだけやっても頭打ちになる」そんな壁にぶつかりやすい分野です。その中で近年、注目されているのが頭皮鍼(scalp acupuncture)。「脳に近いから効きそう」というイメージ先行ではな...
リハビリ

🧠 脳卒中(脳梗塞、脳出血)後の“つっぱり(痙縮)”は鍼でゆるむ?

― 6,000人を対象にした世界最大のメタ解析から見えた真実 ―はじめに:なぜ「つっぱり」は厄介なのか脳卒中のリハビリで最も多い訴えのひとつが、手足の「つっぱり(痙縮)」です。これは、脳の損傷によって筋肉をコントロールする神経回路が乱れ、筋...
脳卒中

脳卒中(脳梗塞、脳出血)で動かなくなった“手”は、鍼でどこまで戻る?

—電気鍼が有望と示された最新メタ解析(2025)ー1. はじめに:手の回復が“最後まで残る課題”脳卒中後に多くの人が苦しむのが「手の機能障害」。ボタンを留める、箸を持つ、スマホを触る——これらができないことで日常生活の自立度(ADL)が大き...
脳卒中

【大脳の機能とリハビリでの重要性】

~「どの部位が壊れたか」ではなく、「どこを活かすか」~はじめに脳卒中(脳梗塞、脳出血)のリハビリでは、「どの筋肉を動かすか」よりも前に、**「どの脳の部位が指令を出しているか」**を理解することが大切です。脳は単なる“配線の束”ではなく、経...
リハビリ

脳卒中(脳梗塞、脳出血)リハビリで「立てる喜び」を取り戻した高齢の患者さん

今回は、右脳に出血を起こし、左半身に麻痺や感覚障害が出た高齢の患者さんの回復期リハビリの事例をご紹介します。入院時の状況発症から数か月後に回復期リハビリ病棟に入院されました。左半身の動きや感覚はほとんど失われ、寝返りや起き上がり、立ち上がり...
リハビリ

鍼灸とリハビリで力を合わせるとどうなるの?

— 脳卒中やパーキンソン病に取り組む新しい方法 —鍼灸とリハビリ、実は“相性がいい”鍼灸とリハビリは、それぞれ体の回復を助ける方法です。最近の研究では、この2つを 組み合わせるともっと効果が出やすい ことが分かってきました。とくに「頭にする...
セルフケア

明日から使えるシーティングの知識

〜あなたに合った車いすと座り方を見つけよう〜はじめに車いすに座るとき、「ちょっとお尻がずれる」「腰や背中が痛い」「すぐ疲れる」 ——そんな経験はありませんか?実は、座り方やクッションの選び方ひとつで、体の負担を減らし、食事や会話がもっと楽に...