脳卒中

リハビリ

Stiff-Knee Gait(突っ張り歩行)は「膝が曲がらない」のが問題じゃない

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リハビリ

『筋肉の引っ張り合い』を減らすリハビリ——共同収縮へのアプローチ7選」

まず、何が問題なのかをおさらい脳卒中の後遺症として起きる「共同収縮(きょうどうしゅうしゅく)」とは、曲げ筋と伸ばし筋が同時に力を入れてしまう状態のことです。本来なら「腕を伸ばすとき、曲げ筋は緩む」はずなのに、それができなくなっています。綱引...
リハビリ

「動かそうとすると、邪魔が入る」——相反抑制の低下が日常生活に与える影響

そもそも「相反抑制」って何?私たちが腕を曲げるとき、体の中では2つの筋肉が働いています。腕を曲げる筋肉(上腕二頭筋)が収縮すると同時に、腕を伸ばす筋肉(上腕三頭筋)は自動的に緩む——この「片方が頑張るとき、もう片方が譲る」という脊髄の自動調...
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やさしい神経科学

脳卒中後に腕や脚が硬くなるのはなぜ? 「痙縮(けいしゅく)」のしくみを、体のなかの"通信障害"で読み解く 医学的な専門知識は不要! 図解とたとえ話で、誰でもわかる内容です。 脳卒中(脳梗塞・脳出血など)を経験した方の多くが、後遺症として「腕...
リハビリ

脳卒中後の肩の痛み(片麻痺肩痛)は「肩だけの問題」じゃない

――運動・組織・神経をまとめて攻略する、最新リハの考え方脳卒中のあと、「麻痺側の肩が痛い」は本当に多いです。ここで大事なのは、肩の痛み=肩関節のトラブルと決めつけないこと。片麻痺肩痛はだいたい、次の3つが同時進行で絡みます。運動制御の障害(...
リハビリ

痙縮は「悪者」なのか?

脳卒中(脳梗塞、脳出血)後の痙縮は、現場ではしばしば「取るべきもの」「減らすべきもの」「邪魔なもの」として扱われがちです。でも、はっきり言います。痙縮=一律に悪ではない。むしろ「脳が必死に作り出した代償戦略」の側面すらあります。この視点を持...
リハビリ

脳卒中(脳梗塞、脳卒中)後片麻痺の方の足につける装具って何が違うの?

〜「安心して歩く」装具と「上手に歩く」装具の話〜歩行リハビリでよく使われる足首の装具。見た目は似ていても、役割はまったく違います。今日はよく使われるシューホンブレースタマラック装具この2つの違いを、歩き方の視点で説明します。① シューホンブ...
リハビリ

予測的姿勢調節(APA)を引き出す介入 ― 歩行の「一歩前」を立て直す

なぜ脳卒中(脳梗塞、脳出血)後の歩行は不安定になるのか?脳卒中後の歩行障害は、単なる筋力低下や麻痺だけでは説明できません。本質的な問題の一つが、予測的姿勢調節(Anticipatory Postural Adjustments:APA)の破...
リハビリ

脳卒中(脳梗塞、脳出血)のリハビリ!意識障害・重度麻痺でも「立たせる」理由

──抗重力位が脳を目覚めさせる科学的根拠「意識が低いから、まだ立位は早い」「重度麻痺があるから、座位までで様子見」──これは臨床的には安全そうで、神経学的には完全に損な判断だ。実は、立つこと自体がリハビリであり、抗重力位は覚醒・姿勢・運動制...
リハビリ

手のリハビリは「指」からじゃありません(脳梗塞、脳出血の方)

― 回復を早める、正しい順番の話 ―「手が動かないから、指の練習をたくさんしましょう」こう言われたことがある方は多いと思います。でも実は、指の練習を急ぎすぎると、回復が遠回りになることがあります。この記事では、手が回復していく“正しい順番”...