自律神経

手技

東洋医学で紐解く「便秘と下痢」のメカニズムと鍼灸治療

日々の臨床で遭遇することの多い便秘や下痢。これらは単なる排泄のトラブルではなく、体内の「熱」「気」「血」の乱れ、そして五臓六腑の連携不足のサインです。今回は、ソースに基づき、それらの病態把握と、臨床で即戦力となる仙骨部への刺鍼技術について詳...
アレルギー

アレルギー性鼻炎・花粉症へのアプローチ:東洋医学の視点

臨床上、鼻炎の症状は「現代医学的なアレルギー性鼻炎」と「東洋医学的な臓腑の乱れ」の両面から捉えることができます。東洋医学的な視点では、主に「脾(ひ)」や「肺(はい)」の気が不足している「虚証(きょしょう)」のパターンか、あるいは「脾胃(ひい...
手技

経穴の『点』を超え、『方向』と『手技』で病態を射抜く

臨床現場における鍼灸治療の真髄は、単に穴(ツボ)を覚えることではなく、症状に応じた適切な刺入方向や手技の使い分けにあります。今回のブログでは、めまいや片麻痺、精神疾患に対するアプローチについて、臨床で役立つ具体的なテクニックを詳しく解説しま...
経穴

井穴刺絡(手+足)

井穴刺絡(せいけつしらく)は、指先の“井穴(せいけつ)”というツボから少量の血を出して、身体の過緊張・滞り・熱を一気にリセットする技法です。シンプルに見えるけど、指によって流れる経絡も、整う臓腑も、効果もまったく違う。だから「どの指を抜くか...
経穴

胃経編②:足三里とQOL ― 古典とエビデンスの交差点

―― 「足三里を刺す者、百病を防ぐ」その意味を臨床で読み解く ――足三里(あしさんり)は、東洋医学における最も有名なツボの一つ。古典では「足三里を得れば長生きする」「気を補い、血をめぐらす」と繰り返し登場する。しかし近年、この言葉が科学的に...
経穴

大腸経編②:曲池・手三里・肩髃 ― 上肢痛を抜く流れ

―― 腕の“詰まり”をどう流すか ――「腕がだるい」「手がしびれる」「肩まで張る」――そんな症状を訴える人の多くは、腕の外側ラインに“詰まり”があります。そのルートこそが、大腸経。肩こりや五十肩、テニス肘、手のしびれ。これらは筋肉だけの問題...
経穴

大腸経編①:合谷の真髄 ― “万能穴”はどこまで万能か?

―― 手のひらに隠れた全身スイッチ ――「合谷(ごうこく)は万能のツボ」――鍼灸の世界で一度は聞くこの言葉。でも“万能”って、ちょっと怪しく聞こえませんか?正直、僕も昔はそう思っていました。けれど実際に臨床で使い続けるうちに気づきます。「万...
ホルモン

【第1回】鍼がホルモンを整える理由①

― 視床下部‐下垂体‐卵巣(HPO軸)への作用 ―そもそもHPO軸って何?ホルモンのリズムを作っている“司令回路”のこと。Hypothalamus(視床下部)Pituitary(下垂体)Ovary(卵巣)この3つがリレーのように働き、エスト...
未分類

👀 眼精疲労はなぜ起こる?

〜パソコン・スマホ時代に知っておきたい目の疲れと鍼灸の可能性〜はじめにスマホやPCを長時間使ったあと、「目がしょぼしょぼ」「頭が重い」「肩がこる」と感じることはありませんか?これは「眼精疲労」と呼ばれる状態で、単なる一時的な目の疲れと違い、...
疼痛

慢性痛(3か月以上つづく痛み)を“ほどく”

こんにちは。リハりんの金野です。慢性痛に関して書いていきます。要点・慢性痛は「組織の損傷=痛みの強さ」ではなく、神経の過敏化(中枢感作)やストレス・睡眠・運動不足など複数要因が絡み合う。・はりは、腰痛・変形性膝関節症・頭痛などで小~中等度の...