2026-01

リハビリ

脳卒中(脳梗塞、脳卒中)後片麻痺の方の足につける装具って何が違うの?

〜「安心して歩く」装具と「上手に歩く」装具の話〜歩行リハビリでよく使われる足首の装具。見た目は似ていても、役割はまったく違います。今日はよく使われるシューホンブレースタマラック装具この2つの違いを、歩き方の視点で説明します。① シューホンブ...
リハビリ

予測的姿勢調節(APA)を引き出す介入 ― 歩行の「一歩前」を立て直す

なぜ脳卒中(脳梗塞、脳出血)後の歩行は不安定になるのか?脳卒中後の歩行障害は、単なる筋力低下や麻痺だけでは説明できません。本質的な問題の一つが、予測的姿勢調節(Anticipatory Postural Adjustments:APA)の破...
リハビリ

脳卒中(脳梗塞、脳出血)のリハビリ!意識障害・重度麻痺でも「立たせる」理由

──抗重力位が脳を目覚めさせる科学的根拠「意識が低いから、まだ立位は早い」「重度麻痺があるから、座位までで様子見」──これは臨床的には安全そうで、神経学的には完全に損な判断だ。実は、立つこと自体がリハビリであり、抗重力位は覚醒・姿勢・運動制...
アレルギー

アレルギー性鼻炎・花粉症へのアプローチ:東洋医学の視点

臨床上、鼻炎の症状は「現代医学的なアレルギー性鼻炎」と「東洋医学的な臓腑の乱れ」の両面から捉えることができます。東洋医学的な視点では、主に「脾(ひ)」や「肺(はい)」の気が不足している「虚証(きょしょう)」のパターンか、あるいは「脾胃(ひい...
リハビリ

手のリハビリは「指」からじゃありません(脳梗塞、脳出血の方)

― 回復を早める、正しい順番の話 ―「手が動かないから、指の練習をたくさんしましょう」こう言われたことがある方は多いと思います。でも実は、指の練習を急ぎすぎると、回復が遠回りになることがあります。この記事では、手が回復していく“正しい順番”...
疼痛

腰痛にならない人の正体

― 最新研究が示した「たった一つの生活習慣」「腰痛は年齢のせい」「姿勢が悪いから」「体幹が弱いから」──これ、半分は都市伝説です。2025年、JAMA Network Openに掲載された大規模研究が、“腰痛にならない人”の最大の共通点を、...
手技

経穴の『点』を超え、『方向』と『手技』で病態を射抜く

臨床現場における鍼灸治療の真髄は、単に穴(ツボ)を覚えることではなく、症状に応じた適切な刺入方向や手技の使い分けにあります。今回のブログでは、めまいや片麻痺、精神疾患に対するアプローチについて、臨床で役立つ具体的なテクニックを詳しく解説しま...
めまい

耳は「精密機械」だった

――音を聴き、体を支配する“平衡センサー”の正体と、めまいの本当の原因「耳が悪い=聞こえにくい」多くの人がそう思っています。しかしこれは半分しか当たっていません。耳は、音を感じ取る体の傾きや回転を察知する今、自分が“どこでどう動いているか”...

「外部の脳」としての手

― 機能解剖・発達・神経制御から考えるリハビリ臨床 ―人間の「手」は、単なる運動器ではありません。環境に触れ、道具を使い、情報を引き出し、次の行動を予測する――その役割は認知・感覚・運動が統合された“外部の脳”と表現する方が正確です。臨床で...
疼痛

腰痛の正体を構造から理解する

― 椎間関節・筋膜・すべり症・骨代謝まで ―腰痛は「年のせい」「姿勢のせい」で片づけられがちですが、実際は原因ごとに痛みの出方も、対処法もまったく違います。ここでは、臨床で頻繁に遭遇する腰痛を解剖・病態・身体所見ベースで整理します。椎間関節...