2026-01

「たこ(胼胝)」を甘く見るな

― 歩き方と靴選びでほぼ決まる ―--------------------------------------------------------------------------------糖尿病足病変のサイン、「たこ」を軽視していませ...
頻尿

頻尿の原因は「骨盤底筋だけ」では説明できない ─ 膀胱・神経・中枢の科学

「最近トイレ行く回数が多すぎる…」これは単なる老化のせいでも骨盤底筋の衰えだけでもない。尿を溜める・我慢する・出すというプロセスは、筋肉・神経・膀胱自体の柔軟性・脳の制御が一体になって初めて成立している。これを理解しない限り、改善は起きない...
疼痛

椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症

画像診断に騙されるな、病態を読め。構造と症状は別。痛みは構造だけじゃ説明できない。以下、論文を根拠にしながら、病態理解・評価・治療への応用を徹底解説する。① 「構造」≠「症状」MRIでヘルニアや狭窄があっても、症状と一致しないことが圧倒的に...
難病

① パーキンソン病リハにおける認知機能評価の位置づけ

― スクリーニングではなく「介入設計のための情報」として ―パーキンソン病(PD)のリハビリテーションにおいて、MMSEやMoCA-Jといった認知機能検査は広く用いられている。しかし臨床現場では、「点数は取れているのに生活で崩れる」「点数が...
嚥下

嚥下機能障害に対する鍼灸治療

― 経穴・メカニズム・論文エビデンスから考える ―「食べる」「飲み込む」は、人としての尊厳ど真ん中。にもかかわらず、嚥下障害は軽視されがちで、介入が遅れやすい。特に脳卒中後嚥下障害(Post-Stroke Dysphagia:PSD)は、誤...
疼痛

右の大腿筋膜張筋(TFL)への刺鍼によって、左回旋時の右腰部痛が解消した事例

~右腰部痛と体幹回旋運動の関連性について~1. スパイラル・ライン(SPL)による回旋運動の制御スパイラル・ライン(SPL)は、身体を二重螺旋状に取り巻き、歩行時や運動時の回旋運動を調節・安定させる役割を担っています 。解剖学的経路:右のS...
疼痛

腰を反ると骨盤が前に倒れる人の正体

──それは「腰が硬い」のではなく「股関節で反れない」「腰を反らしてください」と言うと、骨盤がグッと前に倒れて、腰椎が潰れるように反る人がいる。本人は「ちゃんと反れている」つもり。でも臨床家から見ると、これは代償の塊だ。結論から言う。骨盤前傾...
リハビリ

痙縮は「悪者」なのか?

脳卒中(脳梗塞、脳出血)後の痙縮は、現場ではしばしば「取るべきもの」「減らすべきもの」「邪魔なもの」として扱われがちです。でも、はっきり言います。痙縮=一律に悪ではない。むしろ「脳が必死に作り出した代償戦略」の側面すらあります。この視点を持...
手技

東洋医学で紐解く「便秘と下痢」のメカニズムと鍼灸治療

日々の臨床で遭遇することの多い便秘や下痢。これらは単なる排泄のトラブルではなく、体内の「熱」「気」「血」の乱れ、そして五臓六腑の連携不足のサインです。今回は、ソースに基づき、それらの病態把握と、臨床で即戦力となる仙骨部への刺鍼技術について詳...
手技

【プロの視点】膝の痛みとアキレス腱への鍼灸アプローチ

― 解剖学を地図に、論文を武器にした臨床戦略 ―膝痛やアキレス腱痛は、鍼灸臨床で遭遇率が異常に高いテーマです。にもかかわらず、触ってはいけない組織に触る本当の痛みの発生源を外す「効いた気がする」で終わるこういう治療が後を絶ちません。結論から...