2026-01

姿勢

足底感覚は本当に「鈍っている」のか?

── 足底への刺激が身体を変える、ちゃんとした理由「姿勢が悪い」「立っているだけで疲れる」こうした悩みの原因は、筋力不足だと思われがちです。でも近年の研究では、“感覚の使われ方”が姿勢や動作を大きく左右することが分かってきました。その中でも...
姿勢

感覚再重みづけ(Sensory Reweighting)から見た姿勢制御の個性と左右差固定化

― Peterka(2002)と Vuillerme(2001)を軸に ―1. 姿勢制御は「平均化」ではなく「重みづけ」Peterka(2002)は、人の姿勢制御を視覚・前庭・体性感覚の単純な足し算ではなく、状況依存で重みが変わる制御系とし...
姿勢

なぜ「姿勢を正すだけ」では意味がないのか

――運動学習(motor learning)の視点から① 介入しても、生活が変わらなければ必ず戻る― Kleynen et al., 2014Kleynen et al. (2014) は、リハビリテーションにおける**運動学習(motor...
疼痛

首の痛みは「体のふらつき」の原因に?実験で明らかになった意外な関係

日常生活で首の痛みを感じることはありませんか?実は、その痛みがあなたの「立ち姿勢の安定性」を損なっているかもしれません。今回は、ニコラ・ヴュイエルム(Nicolas Vuillerme)氏らによる研究資料をもとに、首の筋肉の痛みとバランス能...
姿勢

普通に生活しているだけで一部の筋肉が弱くなる科学的理由

──筋力低下は“筋”より先に“脳”で起こる理由──「普通に生活しているだけなのに、なぜか特定の筋だけ弱い」臨床でも、患者さんからも、よく出る疑問です。多くの場合、「使ってないから」「筋トレ不足だから」で片づけられますが、それは半分しか正しく...
リハビリ

脳卒中後の肩の痛み(片麻痺肩痛)は「肩だけの問題」じゃない

――運動・組織・神経をまとめて攻略する、最新リハの考え方脳卒中のあと、「麻痺側の肩が痛い」は本当に多いです。ここで大事なのは、肩の痛み=肩関節のトラブルと決めつけないこと。片麻痺肩痛はだいたい、次の3つが同時進行で絡みます。運動制御の障害(...
疼痛

ばね指は「指の炎症」ではありません

〜引っかかる本当の理由と、正しい対処法〜ばね指って、結局なに?指を曲げ伸ばしするとカクッと引っかかる/伸ばすと弾けるこれが、いわゆる「ばね指」です。よくある説明はこうです。「腱鞘炎です。使いすぎですね」――半分正解、半分ハズレ。本当の正体ば...
未分類

病院退院後のリハビリはどうすればいいか?  障害福祉サービスの「自立訓練」とは?

一言で言うと、「病院のリハビリは終わったけど、生活はまだ不安」な人のための“生活を立て直す訓練”です。生活できるようになるための場所です。対象になる人主にこんな方です。脳卒中・脳外傷・神経疾患の後遺症がある身体・精神・発達障害がある退院した...
未分類

なぜ脳卒中(脳梗塞、脳出血)に鍼灸なのか

― 頭皮鍼が「回復のスイッチ」に関わる理由 ―「脳の病気なのに、なぜ鍼?」「しかも頭に鍼をする意味は?」これはもっともな疑問です。結論から言います。脳卒中後の回復は、筋肉より先に“脳の使われ方”が止まっている。頭皮鍼は、そこに直接アプローチ...
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なぜ自費リハビリなのか

― 介護保険リハでは「足りなくなる理由」―「介護保険でリハビリを受けているのに、あまり変わらない」「ここから先は良くならないと言われた」こうした声は、決して珍しくありません。そしてそれは、本人の努力不足でも、セラピストの能力不足でもありませ...