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骨盤

「骨盤矯正って本当に意味あるの?」に、ちゃんと答える

「骨盤がズレてますね」整体や整骨院の現場でよく聞く言葉ですが、これに対して👉 科学的に数ミリのズレは証明できない👉 だから意味がないと切り捨てるのは、かなり雑な理解です。実際の臨床では、「骨盤矯正」と呼ばれる施術で痛みが軽減する人は確かにい...
骨盤

仙腸関節障害を「歪み」で語るのはもう限界

― フォーム/フォースクロージャーから再構築する評価と治療 ―はじめに:まだ“骨盤の歪み”で説明しているなら危険仙腸関節由来の腰痛を「左右差」「回旋」「ASIS/PSISの高さ」で説明するモデルは、👉 再現性が低い👉 痛みの説明になっていな...

足部の疾患や痛みは、部位ごとに特徴的な所見や評価方法

足の評価は「テスト名を知っている」だけでは意味がありません。重要なのは、✔ どこを触るか✔ どう動かすか✔ 何を確認する検査かこれを理解することです。1. 足底・踵部の痛み• 足底腱膜炎(Plantar Fasciitis)    ◦ 評価...

足のアーチを“作り直す”トレーニング

ショートフットエクササイズとは何か?「足のアーチを鍛えましょう」よく聞く言葉ですが、ほとんどの人はどう鍛えるのかを間違えています。タオルギャザーや足指じゃんけんは悪くないですが、あれは“外在筋メインの運動”。本当に鍛えたいのは足の奥にある内...
鍼灸の効果

刺す意味は“イベント”にある

─ マニュアル鍼が持続性を作る理由ここまで読んでくれた人なら、もう気づいているはずです。電気刺激は強い。でも持続性は別問題。じゃあマニュアル鍼は何をしているのか?結論から言います。マニュアル鍼は体の中に“イベント”を起こしているこれがすべて...
鍼灸の効果

なぜ鍼通電は止めると落ちやすいのか

─ 電気刺激の気持ちよさと限界鍼通電やTENSを受けたことがある人は分かると思います。「その場ではめちゃくちゃ楽になる」これは事実です。電気刺激は強い。問題はここから。なぜ“止めた瞬間から戻り始める”ことが多いのか?これは技術の優劣ではなく...
鍼灸の効果

「効いた気がする」と「効き続ける」は別モノ

─ 鍼の“持続性”を分解する鍼や電気刺激の話をすると、よくこう言われます。「その場で楽になったから効いてるよね?」半分正解で、半分違います。“その場で変わること”と“変化が残ること”は別の現象です。ここを分けて考えないと、鍼通電とマニュアル...
疼痛

― ニューロモジュレーションから読み解く頭痛治療 ―

「鍼で頭痛が良くなる」この話、昔は半分“東洋医学の神秘”扱いでした。でも今は違います。fMRI(機能的MRI)で“脳がどう変わったか”まで見える時代です。つまり——鍼は「効く気がする治療」ではなく、神経ネットワークに介入する治療として再定義...
姿勢

足底感覚は本当に「鈍っている」のか?

── 足底への刺激が身体を変える、ちゃんとした理由「姿勢が悪い」「立っているだけで疲れる」こうした悩みの原因は、筋力不足だと思われがちです。でも近年の研究では、“感覚の使われ方”が姿勢や動作を大きく左右することが分かってきました。その中でも...
姿勢

感覚再重みづけ(Sensory Reweighting)から見た姿勢制御の個性と左右差固定化

― Peterka(2002)と Vuillerme(2001)を軸に ―1. 姿勢制御は「平均化」ではなく「重みづけ」Peterka(2002)は、人の姿勢制御を視覚・前庭・体性感覚の単純な足し算ではなく、状況依存で重みが変わる制御系とし...