パーキンソン病は、手足が震えたり、体がこわばったり、動作がゆっくりになったりする病気です。薬で症状を抑えることはできますが、時間が経つと効き目が弱くなったり、副作用が出たりすることもあります。
そんな中で、最近は 鍼(はり)治療 を取り入れる方も増えています。
鍼治療は本当に効果があるの?
明治国際医療大学の研究では、パーキンソン病の患者さん26名を対象に、
- 週1回の鍼治療を3か月続けたグループ
- 月1回だけ鍼治療を行ったグループ
を比べてみました。
その結果、どちらのグループでも「症状の改善」がみられましたが、特に週1回のグループでは、
- 歩きやすくなった
- 姿勢を保ちやすくなった
- 体の痛みがやわらいだ
といった効果がはっきり出ていました。
心や生活への影響も
鍼治療を受けた方の中には、
- 気分の落ち込み(うつ症状)が軽くなった
- 生活の質(QOL)が良くなった
と答えた方も多くいました。
鍼には、体だけでなく心にも良い影響を与える可能性があると言えそうです。
なぜ効果があるの?
研究によると、鍼治療は神経の過剰な興奮を落ち着かせ、脳や脊髄の働きをバランスよく整えてくれる可能性があるそうです。つまり「体の調子をリセットするスイッチ」のような働きをしていると考えられています。
まとめ
- 薬や手術だけでは十分にコントロールできない症状に、鍼治療が役立つことがあります。
- 特に 週1回の継続的な鍼治療 が効果的と考えられます。
- パーキンソン病の方にとって、鍼は「体と心を整えるもう一つの選択肢」になるかもしれません。
🔹当院「リハりん」では、脳卒中やパーキンソン病の方に向けて、リハビリと鍼灸を組み合わせたサポートを行っています。薬だけでは補いきれない部分を、体に優しい方法で整えていきましょう。


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