2025-12

リハビリ

脳卒中(脳梗塞、脳出血)後、なぜ上肢は「屈曲共同運動」になるのか

― C5–6が支配する“まとめ発火”という正体 ―脳卒中後の上肢リハビリで、誰もが一度はぶつかる壁がある。「肘を曲げようとすると、肩もすくみ、前腕は勝手に回内し、手は握り込む」いわゆる上肢屈曲共同運動(屈曲シナジー)だ。ストレッチしても筋を...
リハビリ

片麻痺における痙縮とシナジー

― なぜ「前腕回内」は起こるのか ―脳卒中(脳梗塞、脳出血)後の片麻痺上肢では、前腕が回内し、肘が曲がり、手が握り込まれるという特徴的なパターンがよく見られます。この現象は、「回内筋が硬いから」「ストレッチ不足だから」といった末梢の問題だけ...
リハビリ

頭皮鍼は脳卒中(脳梗塞、脳出血)リハビリに効果があるのか?

脳卒中後のリハビリ、とくに麻痺した手足の回復は、「どれだけやっても頭打ちになる」そんな壁にぶつかりやすい分野です。その中で近年、注目されているのが頭皮鍼(scalp acupuncture)。「脳に近いから効きそう」というイメージ先行ではな...
疼痛

腰痛は「鍛える」より「動きを思い出す」

― Motor Control Exercise が慢性腰痛に効く理由(2009年のレビュー) ―慢性腰痛に対して、「体幹トレーニングをしましょう」「筋力をつけましょう」と説明されることは、今でも少なくありません。でも実は、“どんな運動をす...
疼痛

立ち上がるだけで腰に大きな負担?

― 脊椎にかかる本当の負荷を「体内計測」で調べた研究 ―「椅子から立ち上がる途中で腰が痛い」これ、臨床では本当によく聞きます。実はこの“立ち上がり”という何気ない動作、脊椎にはかなり大きな負荷がかかっていることが、体の中にセンサーを入れた研...
姿勢

【3ヶ月で姿勢が激変】スウェイバックは「全身アプローチ」で直る — 12週間の矯正運動で姿勢が39%改善した研究を徹底解説

(引用:Naderi & Katzman, 2019)■ はじめにスウェイバック姿勢(Sway Back Posture)。背中が丸まり、骨盤が後ろに寝て、頭が前に出て、全体的に“だら〜ん”とした疲れ姿勢。臨床では腐るほど見るやつ。そして放...
姿勢

【4週間で姿勢が変わる】スマホ首は筋トレより”脳のクセ”が原因だった。

最近、首や肩が重い。気づけば頭が前に出ている。写真を撮ると「なんか猫背…」とショックを受ける。そんな人、多いですよね。いわゆる スマホ首(Forward Head Posture)。実は今、世界中でめちゃくちゃ増えています。でも朗報。最新の...
姿勢

「スマホ首(前方頭位)は治る」|改善の鍵は“伸ばして鍛える”シンプル戦略

「なんか最近、首が重い」「肩こりが前より増えた」「写真を撮られると姿勢が悪く見える」心当たりがある人、原因は前方頭位(Forward Head Posture:FHP)かもしれません。いわゆるストレートネック・スマホ首とも呼ばれる状態です。...
姿勢

長時間立位はなぜ痛みを生むのか?──システマティックレビューから読み解く「Pain Developer」の姿勢戦略

■ なぜ「立っているだけ」で痛みが出る人と出ない人がいるのか臨床でもよく出会う。「歩くのは平気。でも立ち続けるのが痛い」「仕事中じっと立つと腰がジワジワ痛む」「休めば戻る。でもまた立つと再現する」そんな患者。これ、気のせいでも衰えでもなく、...
姿勢

立っているだけで身体は変わる。

──立位姿勢の違いが体幹・股関節筋活動に与える影響**📄 引用研究:藤谷ら(2017)「立位姿勢の偏りが体幹および股関節筋活動に及ぼす影響」29_jpts-2017-148■「姿勢が悪い」は抽象的すぎる。問題は“どの姿勢か”だ。臨床現場で患...