鍼灸の効果

鍼灸の効果

刺す意味は“イベント”にある

─ マニュアル鍼が持続性を作る理由ここまで読んでくれた人なら、もう気づいているはずです。電気刺激は強い。でも持続性は別問題。じゃあマニュアル鍼は何をしているのか?結論から言います。マニュアル鍼は体の中に“イベント”を起こしているこれがすべて...
鍼灸の効果

なぜ鍼通電は止めると落ちやすいのか

─ 電気刺激の気持ちよさと限界鍼通電やTENSを受けたことがある人は分かると思います。「その場ではめちゃくちゃ楽になる」これは事実です。電気刺激は強い。問題はここから。なぜ“止めた瞬間から戻り始める”ことが多いのか?これは技術の優劣ではなく...
鍼灸の効果

「効いた気がする」と「効き続ける」は別モノ

─ 鍼の“持続性”を分解する鍼や電気刺激の話をすると、よくこう言われます。「その場で楽になったから効いてるよね?」半分正解で、半分違います。“その場で変わること”と“変化が残ること”は別の現象です。ここを分けて考えないと、鍼通電とマニュアル...
手技

東洋医学で紐解く「便秘と下痢」のメカニズムと鍼灸治療

日々の臨床で遭遇することの多い便秘や下痢。これらは単なる排泄のトラブルではなく、体内の「熱」「気」「血」の乱れ、そして五臓六腑の連携不足のサインです。今回は、ソースに基づき、それらの病態把握と、臨床で即戦力となる仙骨部への刺鍼技術について詳...
鍼灸の効果

「鍼は効くのか?」否定的な論文

──否定的メタ解析から考える、それでも臨床で意味がある理由「鍼は痛みに効く」これは臨床ではよく聞く話です。一方で、科学的にはどうなのか?今回は、鍼灸に対してかなり厳しい結論を出した有名な論文をもとに、事実と解釈を整理します。結論を先に言うと...
筋膜

鍼は筋膜に効くのか

― 結合組織の「巻き付き現象」から考える ―はじめに|「効いた感じ」と「起きている現象」は別鍼治療の現場では「ズーンと響いた」「しっかり得気が出た」といった感覚が効果の指標として語られがちだ。しかし、それは本当に組織が変わった証拠なのだろう...
鍼灸の効果

副鼻腔炎に鍼灸は効くのか?──最新エビデンスと臨床のリアルをまとめて解説

副鼻腔炎で「常に鼻が詰まってる」「顔が重い」「集中できない」「寝てもスッキリしない」。この“地味だけど確実に生活の質を削る症状”に、鍼灸はどこまで役に立つのか?結論から言うと──鍼灸は副鼻腔炎の“メイン治療”にはならないけど、“サブエンジン...
鍼灸の効果

仙腸関節の“ズレ”は鍼で改善するのか?

― 最新メタ解析10本(1,019名)から読み解く科学的根拠 ―「骨盤がズレてる気がする…」「立つとき、片側だけ抜けるような感じがする」「整体に行ってもすぐ戻ってしまう」仙腸関節(SIJ)のトラブルは、地味に辛いくせに、治りにくい。その理由...
経穴

井穴刺絡(手+足)

井穴刺絡(せいけつしらく)は、指先の“井穴(せいけつ)”というツボから少量の血を出して、身体の過緊張・滞り・熱を一気にリセットする技法です。シンプルに見えるけど、指によって流れる経絡も、整う臓腑も、効果もまったく違う。だから「どの指を抜くか...
鍼灸の効果

鍼で「脳がよみがえる」?

-アルツハイマー病・パーキンソン病に対する最新研究まとめ-近年、世界的に注目されているのが――「鍼で脳の神経が再び動き出す」という研究結果です。北京中医薬大学附属病院による論文(Guo & Ma, 2019, Frontiers in In...