鍼灸の効果

手技

東洋医学で紐解く「便秘と下痢」のメカニズムと鍼灸治療

日々の臨床で遭遇することの多い便秘や下痢。これらは単なる排泄のトラブルではなく、体内の「熱」「気」「血」の乱れ、そして五臓六腑の連携不足のサインです。今回は、ソースに基づき、それらの病態把握と、臨床で即戦力となる仙骨部への刺鍼技術について詳...
鍼灸の効果

「鍼は効くのか?」否定的な論文

──否定的メタ解析から考える、それでも臨床で意味がある理由「鍼は痛みに効く」これは臨床ではよく聞く話です。一方で、科学的にはどうなのか?今回は、鍼灸に対してかなり厳しい結論を出した有名な論文をもとに、事実と解釈を整理します。結論を先に言うと...
筋膜

鍼は筋膜に効くのか

― 結合組織の「巻き付き現象」から考える ―はじめに|「効いた感じ」と「起きている現象」は別鍼治療の現場では「ズーンと響いた」「しっかり得気が出た」といった感覚が効果の指標として語られがちだ。しかし、それは本当に組織が変わった証拠なのだろう...
鍼灸の効果

副鼻腔炎に鍼灸は効くのか?──最新エビデンスと臨床のリアルをまとめて解説

副鼻腔炎で「常に鼻が詰まってる」「顔が重い」「集中できない」「寝てもスッキリしない」。この“地味だけど確実に生活の質を削る症状”に、鍼灸はどこまで役に立つのか?結論から言うと──鍼灸は副鼻腔炎の“メイン治療”にはならないけど、“サブエンジン...
鍼灸の効果

仙腸関節の“ズレ”は鍼で改善するのか?

― 最新メタ解析10本(1,019名)から読み解く科学的根拠 ―「骨盤がズレてる気がする…」「立つとき、片側だけ抜けるような感じがする」「整体に行ってもすぐ戻ってしまう」仙腸関節(SIJ)のトラブルは、地味に辛いくせに、治りにくい。その理由...
経穴

井穴刺絡(手+足)

井穴刺絡(せいけつしらく)は、指先の“井穴(せいけつ)”というツボから少量の血を出して、身体の過緊張・滞り・熱を一気にリセットする技法です。シンプルに見えるけど、指によって流れる経絡も、整う臓腑も、効果もまったく違う。だから「どの指を抜くか...
鍼灸の効果

鍼で「脳がよみがえる」?

-アルツハイマー病・パーキンソン病に対する最新研究まとめ-近年、世界的に注目されているのが――「鍼で脳の神経が再び動き出す」という研究結果です。北京中医薬大学附属病院による論文(Guo & Ma, 2019, Frontiers in In...
経穴

【わかりやすく解説】鍼で“内臓が整う”のはなぜ?

— 体性‐自律神経反射というしくみ鍼が「内臓にも効く」と言われる理由肩こりや腰痛だけでなく、「胃の調子が良くなった」「お通じが整った」「動悸が落ち着いた」――鍼を受けた人がよく口にする感想です。でも、なぜ“皮膚や筋肉”に刺しただけで“内臓”...
鍼灸の効果

【鍼灸研究の裏側】なぜ「効果が強いのにエビデンスが低い」のか

〜盲検化と割付隠蔽の落とし穴〜はじめに「鍼は効く。でもエビデンスレベルは低い。」この矛盾、よく耳にしませんか?実際、2023年に発表されたメタ解析(Feng et al., Frontiers in Neurology)では、神経障害性疼痛...
鍼灸の効果

鍼で「末梢神経が回復する」って本当?

― 世界の研究で明らかになった末梢神経障害への効果 ―はじめにしびれ、痛み、動かしにくさ——これらは末梢神経がダメージを受けたサインです。糖尿病、手根管症候群、ベル麻痺(顔面神経麻痺)など、いわゆる“神経の障害”はリハビリでも薬でもなかなか...