肩こり・頸部痛の患者さん

ケース

年齢:40代

疼痛動作:頸部左右への側屈、回旋

疼痛部位:頚から肩甲骨にかけて

脈は滑

腹診:多くの部位に圧痛みられ、自律神経失調の疑い。背部も同様に圧痛多くみられ、筋膜の滑走性も低下している。※自律神経失調に対しての施術後に下記の刺鍼部位に鍼を刺していった。

刺鍼部位:天柱、c5レベル、肩井、肺兪(それぞれの硬結部位に刺した)

5分の置鍼後に抜針。同様の疼痛動作してもらうと痛みは消失。

この方の場合、生活習慣にデスクワークがあり、姿勢も前傾になることが多い。頭部は2.5㎝前方に出ると4.5㎏頭部が重くなると言われ、頭部が前に出ればでるほど頸部の後方筋群や肩甲骨周りにかかる負荷を劇的に増加する。今後は運動療法を組み合わせることで再発予防に努めていければと考える。

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