「難病だから、鍼灸は受けられないと思っていた…」という声をよくお聞きします。
実は、指定難病をお持ちの方でも、条件を満たせば健康保険を使って鍼灸治療を受けることができます。
ただし、指定難病の医療費助成制度(特定医療費)と健康保険による鍼灸は別の制度です。
このページでは、指定難病と鍼灸の関係についてわかりやすくご説明します。
📋 このページでわかること
● 指定難病の方が健康保険で鍼灸を受けるための条件
● 指定難病医療費助成制度(特定医療費)との関係
● どんな難病の方が鍼灸を利用しているか
● 手続きの流れ
● 訪問鍼灸について
指定難病でも健康保険の鍼灸は利用できます
健康保険による鍼灸は、「難病かどうか」ではなく、厚生労働省が定める対象疾患に該当する症状があるかどうかで判断されます。
健康保険で鍼灸を受けるためには、医師の同意書が必要です。
対象となる主な症状・疾患は次のとおりです。
- 神経痛
- リウマチ
- 頸腕症候群
- 五十肩
- 腰痛症
- 頸椎捻挫後遺症
指定難病をお持ちの方でも、これらの症状に対して医師の同意が得られれば、健康保険による鍼灸を利用できます。
指定難病医療費助成制度(特定医療費)と鍼灸の関係
特定医療費受給者証とは?
指定難病と診断された方が申請することで取得できる医療費助成制度です。
医療機関での診療や薬剤費などの自己負担額を軽減することを目的としています。
鍼灸にも使えるの?
原則として、特定医療費受給者証を鍼灸院で利用することはできません。
鍼灸の健康保険は「療養費」という制度であり、指定難病医療費助成制度とは別の仕組みです。
そのため、
- 指定難病受給者証
- 健康保険による鍼灸
は別々の制度として利用することになります。
つまり鍼灸の費用は難病助成の対象外になります。
どんな難病の方が鍼灸を利用しているの?
訪問鍼灸では、次のような指定難病の方からご相談をいただくことがあります。
- パーキンソン病
- 多系統萎縮症
- 脊髄小脳変性症
- 多発性硬化症
- 筋萎縮性側索硬化症(ALS)
- 関節リウマチ
- 進行性核上性麻痺
- 大脳皮質基底核変性症
鍼灸は病気そのものを治す治療ではありませんが、
- 慢性的な痛み
- 筋肉のこわばり
- 筋緊張による不快感
- 疲労感
- 日常生活上のつらさ
などの症状緩和やQOL(生活の質)の維持を目的として利用されています。
訪問鍼灸も利用できます
歩行が困難な方や通院が難しい方は、医師の同意書があれば訪問鍼灸を利用できる場合があります。
ご自宅や施設で施術を受けることができるため、
- 外出が困難
- 転倒リスクが高い
- 介助が必要
といった方にも利用されています。
手続きの流れ
① 主治医に相談する
鍼灸を希望していることを主治医へ相談します。
健康保険での鍼灸を利用する場合は、同意書の発行について相談します。
② 鍼灸師へ相談する
病状や生活状況を確認し、安全面に配慮した施術計画を立てます。
③ 同意書を取得する
医師の同意書を取得後、健康保険による鍼灸を開始できます。
リハりんについて
リハりんは、理学療法士・鍼灸師の国家資格を持つ金野広大が運営する訪問リハビリ・訪問鍼灸サービスです。
難病をお持ちの方への訪問経験があり、病状や服薬状況を確認しながら安全に配慮した施術を行っています。
保険手続きについてもサポートしておりますので、お気軽にご相談ください。
📞 ご相談・お問い合わせ
リハりん(訪問鍼灸・訪問リハビリ)
運営者:金野広大(理学療法士・鍼灸師)
🌐 pacupuntura.com
対応エリア:北区・板橋区
※ 初回相談無料
よくある質問
Q. 指定難病受給者証は鍼灸院で使えますか?
A. 原則として利用できません。指定難病医療費助成制度と健康保険による鍼灸は別の制度です。
Q. 難病でも訪問鍼灸を受けられますか?
A. 歩行困難など通院が難しい状態で、医師の同意書が得られれば利用できる場合があります。
Q. 進行性の難病でも鍼灸は受けられますか?
A. 病状や服薬内容を確認したうえで、刺激量や体位を調整しながら安全に配慮して施術を行います。
Q. 介護保険の訪問リハビリと訪問鍼灸は併用できますか?
A. 原則として併用可能です。それぞれ別の制度で運用されています。
※ 本記事は2026年時点の制度に基づいて作成しています。制度改正により内容が変更される場合があります。



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